SEOトレンドニュース2025年10月号
スパムアップデート完了・num=100無効化・Search Console変動まとめ

今月のSEO主要トピックス


2025年8月スパムアップデートが9月22日に展開完了

長期展開となったスパムアップデートが9月22日に完了。自動スパム検出の精度向上により、薄い量産コンテンツ、誘導リンク、不自然なドメイン構造を持つサイトの評価が大きく変動。
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https://jarea.jp/webaxis/news/2025-10/spam-update-completion/


GoogleがURLパラメーター「&num=100」を無効化

検索結果を100件表示する非公式パラメータが無効化。順位計測ツールの仕様変更が相次ぎ、計測数値が大きく揺れる期間に突入。Search Consoleの表示回数にも影響。

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https://jarea.jp/webaxis/news/2025-10/num100-abolition/


Search Consoleのインプレッションが急減する事象が発生

平均順位やクリック数が変わらない一方、インプレッションのみが大きく減少するケースが増加。Bot行動の除外が開始された可能性が高く、今後は“新基準の表示回数”として認識する必要がある。

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https://jarea.jp/webaxis/news/2025-10/searchconsole-impressions-change/

順位変動サマリー


Semrush

9月22日(スパムアップデート完了日)前後にかけて非常に高い変動値を観測 9月下旬〜10月初旬も中程度の変動が続き、アルゴリズム調整の影響が示唆される


RankRanger

大きな変動は限定的で、全体的には比較的安定的な推移 デバイス別の変動幅は小さく、コンテンツ評価の調整が中心と見られる

まとめ|2025年10月のSEO環境を振り返って


スパム対策強化と“計測環境”の変化が重なった月

今回の10月号を象徴するのは、
・スパムアップデート完了
・&num=100無効化
・Search Consoleのインプレッション新基準化
という「検索品質 × 計測環境の同時変化」です。
Googleは検索結果のクリーン化とデータ精度の向上を同時に進めています。

特に、順位ツール依存の分析はリスクが高まり、一次情報(Search Console・GA4)に基づく評価への移行が必要な月となりました。